難聴の症状について
■難聴の症状について
難聴、という病気には「伝音難聴」「感音難聴」という大きく分けて二つの症状があります。この二つの症状はそれぞれ異なった原因があるため、耳鼻科で調べてみるとどちらの症状なのかという判断は出来るのだそうです。
まず「伝音難聴」というものは「音の情報を脳に伝える器官(外耳、中耳など)」の調子が悪くなることが原因となって起こります。これは中耳炎や鼓膜が破れたことで症状が出るので、耳の穴がまだ複雑ではない乳幼児などが非常にかかりやすい病気といえます。が、中耳炎は十分治療できますし、補聴器で十分聴力のカバーも出来るので、生活が難しくなるということはないでしょう。
もうひとつの「感音難聴」は、伝音障害に比べ非常に重い症状を持つ病気です。
特徴としてはめまいや耳鳴りなどの重いトラブルに見舞われるのですが、それはこの病気が聴覚・脳神経などに異常が出ているため(しかも、骨伝導イヤホンの音を拾ったり、補聴器を使ってもダメなのだそうです)。
異常の出てしまった神経を治療し、状況を改善するのは現在の医療では非常に難しいため、現代の難病のひとつにも数えられています。
■浜崎あゆみさんの難聴とは
人気アーティストの浜崎あゆみさんが2000年に発症したといわれているのが左耳の「内耳性突発性難聴」といわれる病気です。
これは、めまいや耳鳴りを症状として伴う感音難聴のひとつで、すぐ治療にとりかからないと聴覚の低下などの後遺症を残してしまうことも多いのだそうです(実際、浜崎さんは2007年に左耳の聴力を完全に失ったとファンに報告しています)。
この浜崎さんの病気が報道されてから、同じように「耳が突然聞こえにくくなった!」と耳鼻科に駆け込む方が増えたそうなのですが、それは難聴ではなく「耳管狭窄症」という病気のことが多いのだそうです(この病気は風邪をひくと症状が引き起こされることが多いため、これと錯覚する方が多いのだとか)。
どちらにしても、早く症状の改善のための治療を行うことが耳にとっても大事です。気になる方は、まず病院に行きましょう。
■先天性難聴の症状
まだ小さな乳幼児が名前を呼んでも振り向かなかったり、大きな音に反応しない場合「先天性難聴」の疑いが出てきます(最近は生まれてすぐABR検査(脳波聴力検査)というチェックを行ってそういった耳の病気なども診断するので、後から気付いたということはあまりないようです)。
この症状の原因は
・遺伝的なもの
・母親の妊娠中の病気(風疹など)が胎児に感染
・薬物感染
などによって、耳の組織の成長が妨げられたことにあります。
こういった症状が見受けられるときは補聴器をつけさせることで言葉にも慣れ、言語習得にも支障がなくなるそうなので、まずは耳鼻科のお医者さんに相談をしましょう。補聴器は、イヤホン型のものをベビー用に改造することも出来るそうなので、補聴器メーカーに問い合わせるといいでしょう。
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