ストレスと難聴の関係
■ストレスと難聴の関係
ストレスがたまると難聴になって、耳鳴りがする...というのはちょっと想像がつかないかもしれません。ですが、実際にこれは起こりうる問題なので、注意が必要です。
というのは、ストレスがたまることによって体は「脳に栄養を集中せよ!」という命令を全身に送ります。そうすると他の部分に行くはずの栄養分や血液が脳に集中し、今たまっているストレスを解消しようとがんばるため、そのほかの目や首や肩、それに耳などには十分に血液がいきわたらなくなり、組織が十分に動かなくなるから...といわれています。
こういった原因の難聴のチェック方法としては「最近原因を問わずいらいらすることがあった」「耳鳴りと一緒に頭痛や肩こりも感じる」など、チェックしてみて節々に異変を感じるというときはストレス難聴の可能性がありますので、まずはゆっくり休むことを最優先してくださいね。
■育児ストレスと難聴
生まれてすぐの赤ちゃんは数時間ごとに母乳やミルクを求めてぱっちり目を覚まし元気よく泣きまくります。見ている方は「元気で良いわねえ」なんてのんきなものですが、実際に面倒を見るお母さんなどは睡眠不足や赤ちゃんの様子にいちいち気を使うため、かなりのストレスがたまります。
育児中は赤ちゃんに付きっ切りで、赤ちゃん第一になってしまって本人は気づかないのですが、ストレスを発散しないままにしておくと知らず知らずのうちに発散されないストレスが、頭痛などさまざまな体の異常を起こすことも少なくありません。症状に気づくのは本当にひどくなってから、ということもあるんですよ。
耳鳴りが起こり難聴を引き起こすこともありますので、時には周りの人たちが赤ちゃんをちょっとの間(5分間でもOK)でも預かって、コンビニに軽くお買い物に行くなど、いらいらした気分を解消させるようにするのも大切ですよ。
■ストレスによる心因性難聴の治療
ストレスなど、精神的なものが原因となる「心因性難聴」の場合、「まったく体は悪くないのに耳が聞こえない」というような検査結果が出るケースもあるのだそうです。
そういったケースの場合、いくらステロイドなどの薬を用意しても意味がないので、なぜ難聴になったのか、そのストレスの原因を取り除くことに主眼を置いた治療を行うような形になります(そのため、心療内科などにかかることもあるのだとか)。
この心因性難聴の治療の第一歩は「自分は体が悪くて難聴になったわけではない」と認識すること。完治の可能性もある病気ですし、この症状は日常生活にもあまり支障をきたさないので、病気とはあまり思わず、月1回程度耳鼻科に通って聴力チェックを受けるなどすることが回復のためには必要だそうですよ。
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