老人性難聴について
■老人性難聴について
昔読んだ漫画で「人の話しかける声がよく聞こえなくて何度も聞き返すおじいちゃん」のキャラクターがいました。あれを昔の私は「おじいちゃん=耳が遠い人」と思っていましたが(今思うとものすごく失礼ですね...)、実際はあれは老人性難聴という病気なんです。
老人性難聴とは「老人になると耳が聞こえにくくなる」という症状が出る病気です。50歳ぐらいからだんだんと症状が出始め、高音域の音からだんだんと聞こえにくくなってくるという症状が出るのだそうです(だから、甲高い子供の声などが聞き取りにくくなる...といわれているんですよ)。ですので、この老人性難聴はよほどに重度のものでない限りは障害とはみなされないようです。
それ以前に耳の病気ににかかっている方はこの病気の進みが早いといわれているので、特に注意をしておく必要があるかと思われます。
■老人性難聴の治療
老人性難聴は、現代医療においては回復不可能な病気の一つに数えられます。これは、聴力自体が加齢とともに変化し、音が聴きにくくなるような状態になるためと言われています。そのため、現在は「薬などで治療・回復させる」のではなく「機器で聴力を改善させる」という形で老人性難聴のケアは行われています。
その聴力改善に使われている手段のひとつが「補聴器」です。昔は音を増幅して耳に届けるタイプの補聴器がポピュラーでしたが、最近では骨伝導のものが有効といわれ、注目を集めています(軽?中程度の聴力障害ならば、問題なく音を聞き取れるのだそうです)。
この骨伝導の補聴器は従来のものに比べて大きく、また遠くの音を拾うのには適さないという欠点はありますが、ノイズが従来のものに比べ改善されている上耳への圧迫感が少ないというメリットがあるので、クリアに音を聴きたい、という方の間では非常に好評なのだそうですよ。
■老人性難聴の予防
人は誰だって年をとります。ですので、誰だって老人性難聴になる可能性はあります。でも、それでも、病気は予防したいものですよね。
この病気を防ぐカギは「耳を酷使しないこと(酷使したら休める)」と「栄養分を十分に摂ること」です。この二つ目の「栄養分」というところで最近老人性難聴に効果があると東京大学の研究チームから発表された栄養分があるのですが、これが薬ではなく、なんと美容サプリメントとしてもおなじみの「コエンザイムQ10」です。
このコエンザイムQ10には「抗酸化作用」があり、老人性難聴を引き起こす遺伝子の動きを抑える働きをもつために、実験では「効果あり」という結果が出たそうです。
しかも、この実験で使ったコエンザイムQ10のサプリメントはなんと市販のものなんです。市販のものでも十分効果があるそうなので、今から予防対策にサプリメントを摂取するのもいいかもしれませんね。
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