難聴と風邪の関係

■難聴と風邪の関係とは

風邪をひいたあと、耳の聞こえが悪くなる...という方がたまにいますが、これは非常に注意が必要です。というのは、それは「難聴」の兆候であるからなんです。

一見すると風邪と耳の病気である難聴はまったく関連性がなさそうな印象がありますが、この病気になることによって繁殖した細菌が耳の末梢神経などを破壊してしまうために、難聴になってしまうということもあるのだそうです。

風邪をひいてから病院に行くと熱ざましや抗生物質を処方されるのは、細菌が繁殖するのを予防し、難聴(や、その後に伴う障害)などの二次的な症状を防ぐためです。特に体の弱い赤ちゃんや幼児などは症状が出たらすぐに病院に行って治療方法を検討する必要があるかと思います。


■幼児や赤ちゃんのおたふく風邪

インフルエンザを除外して、子供が感染する風邪の中でも一番厄介といわれているのがおたふく風邪こと「流行性耳下腺炎」です。

この病気は発症すると1日以内に耳下腺が膨張して顔が膨れたような状態になり(3?4日で膨張は落ち着きます)、高熱が続く病気だということですが、子供などの中には感染してもまったく症状が出ないまま終了、という赤ちゃんや幼児もいるのだそうです。

ですが、このおたふく風邪は「"耳下腺"炎」というだけあり、耳に細菌が感染しやすく、そのために急性の中耳炎や、難聴になってしまう子供も中にはいるのだそうです。

この病気はワクチンで予防することもできます。1歳以上の赤ちゃんならば任意で(必須ではないそうですので、自治体の補助などは受けられない可能性もあります)受けることができますので、子供が心配という方は摂取させたほうがいいと思いますよ。


■難聴をともなう風邪の治療の場合

風邪をひいてからなんとなく耳鳴りとかめまいがする...という方は急性の難聴の症状も出ていると考えられます。かかりつけの内科に診察してもらうのも悪くありませんが、できるならば総合病院(内科+耳鼻科が併設されている病院)に診てもらうようにしたほうがいいでしょう。

総合病院の場合は紹介状なしで別の科でもすぐに診てもらえることもありますし、話が早いので非常に診てもらう側も楽です。病院側としても早期の治療を始めたほうが難聴などによる障害発生の予防効果が高いということで、難聴の治療計画を立てやすいという利点があるんですよ。

近所にかかりつけの病院を作っておくことも大切ですが、「なんだかいろいろな病気にかかってそうなときはここに行こう!」というところをひとつ決めておくと、気持ち的にも楽になりますよ。

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