難聴と遺伝について

■遺伝性の難聴について

難聴、特に先天性のの原因として一番確率が高いものといわれているのが「遺伝によるもの」といわれており、先天性の難聴障害を持って生まれる新生児は1000人に1人という確率だといわれています。

また、後天的な病気の場合にも遺伝子は密接に関わっているといわれており「耳の末端神経が弱く、耳鳴りをおこしやすい」というような体質の場合、子供や孫などにもそういった体質が受け継がれ、風邪や急性中耳炎を患った場合に二次的な病気にかかりやすくなる、ということも十分に考えられるのです。

ですが、親が聴覚障害だからといって子供が必ずその体質を受け継ぐかというと、そういうわけではありません。逆に親が何ともなくても子供がなる、というケースも少なくないので、これに関しては「確率」によるものとしか言いようがありません。


■難聴の遺伝子についてのホームページ

遺伝性の難聴について日本でも最先端の研究を進めているのが信州大学です。

特に信州大学のホームページでは「日本人難聴遺伝子データベース」というコンテンツを公開しており(これは誰でも閲覧ができます)、中耳炎など、さまざまな病気が原因となる病気の症状などに関しても表や図をたくさん使ってわかりやすく説明しているので、この病気について調べてみたいという方も、まず見てみるといいと思います。

ただし、このホームページは「遺伝子による耳の病気の治療研究」に特化したものになっておりますので、耳鳴りなどの諸症状についてや、急性中耳炎による伝音性の難聴についてなどは他の専門のページで調べ物をしたほうがいいかと思います。


■遺伝性難聴の検査ができる病院

遺伝子を原因とした難聴の検査や治療を行える施設というものはまだ国内でもそう多くありません。その数少ない医療施設のひとつである信州大学には、その治療技術を求めて多くの患者さんが訪れているのだそうです。

もし難聴の治療を信州大学で行ってもらおうと考えている場合は、「まず初診を受ける」→「次回から症状にあわせた専門外来を受診」というプロセスを踏む必要があります。

ただ、初診は予約ができず月・水・金曜日の8時30分?11時30分に病院で受付をしなければいけない上、専門外来は火・木曜日のいずれか(補聴器外来・中耳外来・腫瘍外来は火・木曜の両方で受診できますが、遺伝性の物に関する外来などは木曜日のみ)になるので、治療を行う際には注意が必要になります。

また、再診の際は初診と同じような日程で診てもらう事になるのですが、こちらは「予約最優先」となるため、診察を受ける際は必ず予約をしておきましょう。

スポンサードリンク

難聴と遺伝についての関連記事

▲難聴と遺伝についてトップに戻る